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黄砂・花粉汚れは雨で流れ落ちるのか?発電収益への影響とは

2025.5.15




2月~5月は花粉・黄砂が気になる時期かと思います。
今まさに現実で起きている黄砂や花粉の影響は、人体だけではなく、太陽光発電にも影響を及ぼすものといわれています。

発電事業者様や太陽光発電業界に携わられている方は、黄砂・花粉が「発電収益に影響あるのかな…」「しっかり雨で流れ落ちているかな…」など不安や疑問になりますよね。

このような懸念がありつつも、頭に思い浮かぶのは、「太陽光パネルの汚れは雨で流れ落ちる」というお話。
私たち太陽光パネル洗浄本舗にも、「実際のところどうなの?」などの声を多くいただくため、現場で実験をしてみました。

この記事では、私が実際の発電所で実験した「太陽光パネル黄砂・花粉の付着実験」をもとに、黄砂・花粉の対策や見極めかたを詳しく解説していきます。




そもそも黄砂・花粉とは?なぜ起こるのか


黄砂とは


黄砂は中国大陸内陸部のタクラマカン砂漠、ゴビ砂漠や黄砂高原など、乾燥・半乾燥地域で風によって数千メートルの高度にまで巻き上げられた土壌・鉱物粒子が偏西風に乗って日本に飛来し、大気中に浮遊あるいは降下する現象です。
黄砂の影響は、人体的被害や環境被害も大きいといわれています。
さらに建物や車も黄砂によって汚れやすくなるという被害も起きます。

黄砂の影響が最も大きくなる時期は、3月~5月頃です。


花粉とは


花粉とは、花のおしべにある葯(やく)と呼ばれる袋の中でつくられる粒です。
風などで運ばれてめしべに受粒することによって種が作られるもので、植物の繁殖に重要な役割をもっています。
花粉症と呼ばれる症状には、スギやヒノキなど約60種類が報告されていて、大きさや形はさまざま。

花粉の飛来時期は、植物の種類と地域によって差がありますが、主に3月~9月にかけてが花粉飛来時期といわれています。




黄砂・花粉は、太陽光パネルに一体どのような影響があるのか

黄砂・花粉が、一体どのように影響があるのかが気になりますよね。
今年も2月~6月は、黄砂・花粉の時期ということで、少なからず影響を受けていることでしょう。

ここで、実際に現場で撮影した太陽光パネルの写真と発電量データをもとに見ていきましょう。

写真1

黄砂+花粉の影響で太陽光パネルが汚れていますね。

写真2

太陽光パネルのフチにもかなりの汚れが溜まっていますね。


発電量データでみてみましょう


実験‼太陽光パネルに付着した黄砂・花粉は雨で流れ落ちるのか?

私は、実際に発電所で、
「太陽光パネルの汚れは雨で流れ落ちる説は本当なのか」を実験してみました。

【実験の対象】

●汚れ:黄砂・花粉
●太陽光パネル設置角度10℃
●雨量8mm

実験方法は、「黄砂飛来ピーク日の2日後に、大雨が降って太陽光パネルの汚れは流れ落ちるのか」です。

果たしてどうなるのでしょう。



黄砂飛来ピーク時の様子


大雨が降った翌日の様子



これは…

私は、翌日発電所に行くと、正直びっくりしました。(全然変わっていない様子に…)
完全除去までとは言いませんが、せめて多少の汚れは落ちているだろうと思っていましたので。


結果発表

大雨が降っても汚れは流れ落ちていなかった。

黄砂・花粉の汚れ方のイメージは、パネル表面に、こびりついてるような状態なので、雨だけでは落ちにくい汚れになります。

太陽光パネルの汚れは、雨で流れ落ちるものもあれば、流れ落ちない場合もあるということですね。
さらに、太陽光パネルの設置角度や環境によって異なるということも。

黄砂・花粉汚れ問題は、今後も継続して研究していきたいと思います。

※結果は、パネルの状態やコーティング状況、さらに場所・汚れの性質によって異なります。
※この実験は、自社実験記録です。


黄砂・花粉から発電収益を守る方法

「黄砂・花粉の影響で収益を失いたくない!」という方の向けに、黄砂・花粉から発電収益を守る方法を紹介します。

太陽光パネルには、カバーやシートをかぶせるわけにはいきません。

さまざまなことを考慮したうえで、毎年発生する黄砂・花粉に最も最速で効果的なのは、、、

「太陽光パネルを洗うこと」であると考えています。

なぜなら、太陽光パネル洗浄には、「費用対効果が高い」と「即効性がある」というメリットがあります。
特に毎年のように発生する黄砂・花粉問題は、損失している期間を一日でも減らしたい、できるだけコストをかけないで解決したいという人が多いかと思います。

「一体、黄砂・花粉が影響で汚れている太陽光パネルを洗うのにどれくらいコストかかるの?」や「どれくらい変わるの?」という疑問が出てくるかと思います。

ここからは、

実際に私たちが黄砂・花粉汚れの太陽光パネルを洗って、収益回復を実現した事例でみてみましょう。


プロに相談して黄砂・花粉汚れで収益損失問題を解決した発電所

大満足ビフォーアフター



詳しく数値でみてみましょう!


年間収益30,000,000円
効率回復5.6%
回復収益1,680,000円
洗浄費用270,000円
費用対効果1,410,000円

※1.2MW(410w × 3,000枚)、FIT単価24円の野立て発電所の場合



これは、一目瞭然。


毎年のように発生する、黄砂・花粉の汚れ問題には、ストレスがかかるかと思います。

長期的に損することなく適正な発電収益を得たい方は、定期的なパネル洗浄を取り入れてみませんか?



私たち「太陽光パネル洗浄本舗」なら、
黄砂・花粉汚れの収益損失を取り戻せる!

太陽光パネル洗浄本舗は、太陽光パネル洗浄サービスを全国展開している業界実績No.1のサービスブランドです。
私たちは、累計5.0GWを超える洗浄実績から蓄積された膨大な知見やデータを保有しています。
お客様一人ひとりの発電所に適した洗浄アプローチをご提案し、太陽光パネル洗浄の費用対効果を最大化した成果を実現します。



1.国内洗浄実績No.1の信頼ブランド

住宅屋根上・低圧発電所から100MWの巨大発電所までを洗浄する圧倒的な実績。


2.大満足の低価格高品質洗浄

全国一律低価格で、大満足いただける成果を実現します。


3.全国どこでもまかせて安心の施工体制

私たちは、全国展開しているため、全国どこでもご対応いたします。


黄砂・花粉汚れにお困りの方はや気になる方は、いつでもお気軽にお問い合わせください。
私たち太陽光パネル洗浄本舗が、責任もって解決いたします。

まとめ

今回の記事では、「発電収益に影響あるのかな…」「雨で流れ落ちるのかな…」など不安や疑問の声にお答えすべく、「毎年発生する花粉・黄砂の太陽光パネルへの影響とは」をテーマに、発電所で実験した結果をお伝えしてきました。

発電所を運営していくには、黄砂・花粉などといった自然現象(災害)とも上手く付き合っていかなければなりません。

「黄砂・花粉によるパネル表面の汚れ問題」は、太陽光パネルを定期的に洗い、キレイに保つことで解決できる問題です。
そのため、黄砂・花粉を「自然現象だから…」と放置するのは、おすすめしません。

「黄砂・花粉汚れが気になる方」、「雨が降っても汚れが流れ落ちていない方」は、信頼できる専門業者に相談することをおすすめします。


あとがき


今回、緊急でこの記事を書いた理由は、黄砂・花粉が原因で、本来得られるはずの収益が得られていないという状況を、「世の中からゼロにしたい」「発電事業者様に適正利益を得ていただきたい」という思いがあるため、お伝えしました。
黄砂・花粉を「自然現象だから…」と放置せずに、”適切なパネル洗浄”を行えば、収益は守ることができます。
私たち太陽光パネル洗浄本舗は、太陽光パネル洗浄のプロフェッショナルとして、あなたの発電所が適正な利益を得られるようサポートします。