
実際にプロが太陽光パネルを洗って、発電効率が回復した事例をご紹介をさせていただきます。
第一弾目は、ゴルフ場跡地に設置されている
16MWの太陽光発電所です!

発電所概要
容量 | 4824kW |
運転開始 | 2021/4 |
FIT単価 | 40円 |
洗浄枚数 | 1440枚 |
※この数字は、1PCSの数字です。
太陽光パネル洗浄の事前診断と分析

※発電損失額は、発電所全体の損失額です。
本現場では、まずはじめに事前診断を行いました。
事前診断の結果、年換算低下率は-2.44%と低下傾向でした。
発電所のFIT単価は40円であるため、汚れによって全体で毎年240万円程度の損失が発生していることになります。
実際の現場の状況も、強固な樹液汚れによって発電が妨げられていました。
データ解析&実際の現場状況を分析した結果、
太陽光パネル掃除の費用対効果が十分に得ることができ、お客様の収益回復が見込めるため、ご提案をさせていただきました。
リアル洗浄現場レポート
本発電所の汚れは、強固な樹液汚れであるため、
純水洗浄だけでは汚れを除去することは難しく、洗剤を使用した特殊洗浄方法で作業しました。


太陽光パネル洗浄ロボットと専用洗剤
今回の発電所は、
●パネル設置状況:「横向き・5段パネル」
●汚れ状況:「樹液汚れエリア」「砂埃・黄砂汚れエリア」
汚れの性質がエリアによって異なるため、2機の太陽光パネル掃除ロボットを選定しました。
◆太陽光パネル1列を一気に洗い上げる
「PVcleanerMAX」

◆手強い汚れも自由自在に洗い落とせる
「PVcleanerHANDS」

◆太陽光パネル洗浄本舗オリジナル洗剤

ビフォーアフター




結果発表
洗浄後には、洗浄効果が適切に発揮されているか洗浄効果測定システムで「測定」を実施しました。
その結果は、、、

本現場は、2021年に運転開始して、毎年2.44%程度ずつ発電低下が発生していました。
これは、運転開始時から経年劣化など含めておおよそ約10%の発電効率が低下していることになります。
洗浄後の効果測定結果、約10%の発電効率が低下していた発電所が、「発電効率8.7%UP」「売電金額237万円UP」という測定結果になりました。
※この数値は、1PCSの回復数値です。
今回の太陽光パネル清掃で、汚れにより収益低下していた発電所が、見事に本来(運転開始時)の発電収益を取り戻すことができました。
担当者からひとこと

山田 勇輝

