「設置したころより、発電効率が落ちている気がする」——太陽光パネル洗浄本舗には、発電事業者様からこうしたご相談が日々寄せられます。
この記事では、発電効率が落ちる主な原因と見分け方を、国内シェアNo.1の太陽光パネル洗浄本舗が解説します。原因が「汚れ」だった場合、洗浄で発電効率を取り戻せる可能性があります。
太陽光パネルの発電効率が落ちる原因は何?
主な原因は「汚れ」「影」「経年劣化」「機器の故障」の4つです。原因によって、下がり方と対策がまったく違います。
| 原因 | 下がり方 | 見分けるポイント | 主な対策 |
|---|---|---|---|
| 汚れ(花粉・黄砂・樹液・鉄粉・鳥のフンなど) | 少しずつ下がる | パネルが白くかすむ、フチに汚れがたまる、茶色く変色する | 洗浄 |
| 影(雑草・樹木・建物) | 季節や時間帯で変わる | 朝・夕や冬に下がる、草が伸びた時期に下がる | 草刈り・伐採 |
| 経年劣化 | 毎年わずかずつ | 汚れも影もないのに少しずつ下がる | メーカーの出力保証を確認 |
| 機器の故障(パワコンなど) | 急に大きく下がる | モニターにエラーが出る、一部の系統だけ発電しない | 点検・修理 |
なお、電気が余りそうな日に電力会社の指示で発電を止める「出力制御」は、パネルの発電効率が落ちたわけではありません。特に九州では多く行われているため、発電効率の低下と取り違えないよう注意が必要です。
汚れが原因かどうか、見た目で分かる?
分かることが多いです。遠くからはきれいに見えても、近づくと汚れが付いていることがよくあります。次のような状態があれば、汚れが発電効率を下げている可能性があります。
- パネル全体が白くかすんで見える(花粉・黄砂の膜状の汚れ)
- パネルの下側やフレームの周りに、帯のように汚れがたまっている(フチ汚れ)
- ベタついた汚れや、黒っぽいシミが点々と付いている(樹液・鳥のフン)
- パネルが茶色く変色している(鉄粉汚れ。工場の近くや工場屋根に多い)


どの汚れで、どのくらい発電効率が下がる?
太陽光パネル洗浄本舗へのご相談で一番多いのは、花粉の汚れです。一方で、発電効率の下がり方が特に大きいのは、樹液と鉄粉の汚れです。
花粉・黄砂:一番多いご相談
花粉は雨に濡れると粘り気が出て、パネルに張り付きます。黄砂も雨で固まりやすく、雨だけでは落ちきらないことが少なくありません。詳しくは黄砂・花粉汚れは雨で流れ落ちるのか?で解説しています。
樹液:さらに大きく下がる
樹液は強くこびりつくため、花粉より発電効率の低下が大きくなりがちです。太陽光パネル洗浄本舗が洗浄した、ゴルフ場跡地の発電所(1つのパワコン分、パネル1,440枚)では、樹液と砂ぼこりの汚れで発電効率が毎年約2.44%ずつ下がっていました。洗浄後は発電効率が8.7%回復しました(当社実績)。→樹液・砂ぼこり汚れの洗浄事例
鉄粉:改善の幅が大きい
工場の屋根や工場の近くの発電所では、鉄粉がパネルに付いて茶色く変色することがあります。発電効率の低下が大きい分、洗浄による改善も大きく、太陽光パネル洗浄本舗の実績では15〜20%改善した現場もあります。工場屋根の事例では、発電効率が12%回復しました。→鉄粉汚れの洗浄事例(お客様インタビュー)
※効果は、汚れ方や発電所の環境によって異なります。


汚れ以外が原因のときは、どうすればいい?
原因に合った対策が必要です。洗浄で取り戻せるのは、汚れが原因の分だけです。
- 影:雑草や木が伸びていないか、朝・昼・夕方に見てください。冬は太陽が低くなるので、夏には出なかった影が出ることがあります。
- 経年劣化:パネルは年数とともに少しずつ出力が下がります。どこまで下がると保証の対象になるかは、メーカーの出力保証書で確認できます。
- 故障:モニターにエラーが出ている、一部の系統だけ発電していないときは、保守会社やメーカーに点検を依頼してください。
洗浄すべきかどうか、どう判断する?
「汚れでどれだけ損をしているか」と「洗浄の費用」を比べて判断します。太陽光パネル洗浄本舗では、洗浄の前に発電データから汚れによる損失を診断し、費用対効果が見込める場合にご提案しています。考え方は費用対効果の考え方で解説しています。
「うちの発電所は汚れが原因かもしれない」と思われた方は、お気軽にご相談ください。
よくある質問
Q. 雨が降れば、汚れは自然に落ちますか?
A. 砂ぼこりの一部は落ちますが、花粉・黄砂・樹液・鉄粉は雨だけでは落ちきらないことが多いです。雨水が流れたあとにフチ汚れとして残ることもあります。
Q. 発電効率が何%下がったら洗浄を考えるべきですか?
A. 発電所の規模や売電単価によって変わるため、一律の基準はありません。汚れによる損失額と洗浄費用を比べて判断します。太陽光パネル洗浄本舗では、発電データをもとに診断しています。
Q. 自分でパネルを掃除してもいいですか?
A. 硬いブラシや研磨剤を使うと、パネルの表面を傷つけるおそれがあります。高所での作業は危険も伴うため、専門の業者にご相談ください。
これからも、発電事業者様の収益の最大化に向けて、弊社スタッフ一同、誠心誠意努めてまいります。
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